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7/9 町田デザイン専門学校で特別授業を行いました

お知らせ,イベント情報 — takeda-hh @ 2013/10/02-20:45

昨年に引き続き、町田デザイン専門学校から特別授業講師のご依頼をいただき、当会副会長の栗橋がファッション科特別授業の講師を務めました。

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当日は 【体験者が語る「がん治療を輝きのある人生の分岐点に!!」-ユニバーサルデザインの持つ力-】 をテーマにデザイナーを目指す学生に向けて、乳がん体験者としておしゃれの持つ力についてお話をしました。

学生のみなさんが関心を持って参加してくれたこと、そしてファッションを通して「がん治療」や「人生」と向き合うことができるということを感じてくれて大変うれしく思っています。

そして、なんと!この特別授業を受講した学生のみなさんが、今年の夏休みの課題として「乳がん治療中の快適服」をデザインしてくれました!

ここでいくつか紹介させてもらいます。どれもオペ後でも着やすく、おしゃれなデザインで、乳がん治療中の生活を楽しめるよう、とてもよく考えられています。町田デザイン専門学校ファッション科のみなさんありがとうございました。

これらのデザインの数点を実際の洋服に縫製し、10月13日(日)に行われる「あそう区民まつり」のSt.Mariannaしんゆりリボンズハウスブースでご紹介する予定です。

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▲首元の装飾で胸元を目立たなくし、ゆったりとしたシルエットで脱ぎ着しやすいデザインにしました。ウエストの切り替えでラインをスッキリとさせることができます。

胸元に大きなボックスプリーツを持ってくることにより、胸の形をごまかし、胸下から大きなフリルをのぞかせることで、胸から注意をそらせるようにしました。また、襟ぐりと袖を大きくすることで着脱のしやすいデザインにしました。

▲胸元に大きなボックスプリーツを持ってくることにより、胸の形をごまかし、胸下から大きなフリルをのぞかせることで、胸から注意をそらせるようにしました。また、襟ぐりと袖を大きくすることで着脱のしやすいデザインにしました。

 

▲襟から胸元までに大きな装飾を付けることによって胸の形をカムフラージュし、袖をドルマンスリーブにすることで、着脱の楽なデザインにしました。

 

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▲着脱しやすいよう、袖を長めに幅を広く。ポケットも広めにとって使いやすくしました。襟元のビジューでエレガントに仕上げました。

 

 

▲秋冬ということで暗めのトーンで肩掛けとして羽織れるようなデザインにしました。

 

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▲サッと羽織れる厚手のポンチョ。寒くないように重ねてあり、着たら重ね着風になる。取り外しやすいコードボタン。